夜空を見上げると、ふと目に入るまんまるの月や、細く輝く三日月。
「きれいだな」と思うその瞬間、私たちは自然と月のリズムに触れています。
月は地球のまわりを約29.5日かけてぐるりと一周し、その間に形を変えていきます。
この形の変化の中でも、特に象徴的なのが「新月」と「満月」です。

でも、「新月って何?」「満月とはどう違うの?」と聞かれると、
意外と説明に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

「今日満月だって!」に続く理由
ちょっぴり知りたいですね!
今日は、月の基本的な仕組みから、人への影響、日常での取り入れ方、
旧暦との関係まで、やさしくお話ししていきます。
月のサイクルで読み解く占術は?>>>月と人の関わり~ルネーション占星術~
1. 新月とは?【2025年後半の新月】
新月は、月が地球と太陽のちょうど間にあるときのこと。
太陽の光が月の裏側を照らしているため、地球からは月がほとんど見えません。
夜空を見上げても、星は見えるのに月は見えない──これが新月です。

天文学的に言うと、「朔(さく)」とも呼ばれ、月のサイクルの始まりにあたります。
見えないけれど、月はそこにいて、新しいエネルギーを蓄えているタイミングなのです。
ちなみに、2025年、後半の新月は次の通り。
| 月 | 日付と時刻(日本時間) |
|---|---|
| 8月 | 8月23日(土)14:06頃 |
| 9月 | 9月22日(月)03:54頃 |
| 10月 | 10月21日(火)20:25頃 |
| 11月 | 11月20日(木)14:47頃 |
| 12月 | 12月20日(土)09:43頃 |
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- 種をまくとき
- 新しいノートを開く瞬間
- スタート地点に立った自分
2. 満月とは?【2025年後半の満月】
満月は、地球が月と太陽のちょうど間にあるとき。

太陽の光が月の全面を照らし、地球からは丸い形がくっきり見えます。
夜空にぽっかり浮かぶ大きな月は、古くから人々に特別な存在として愛されてきました。
2025年後半の満月は以下のようになっています。
| 月 | 満月の日付と時刻 | 呼び名(別名) |
|---|---|---|
| 8月 | 8月9日(土)16:55頃 | スタージョンムーン |
| 9月 | 9月8日(月)3:09頃 | ハーベストムーン |
| 10月 | 10月7日(火)12:48頃 | ハンターズムーン |
| 11月 | 11月5日(水)22:19頃 | ビーバームーン(スーパームーン) |
| 12月 | 12月5日(金)8:14頃 | コールドムーン |
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- 花が満開になる
- 実りの時期
- 感情や出来事がピークに達する
3. 新月と満月の違いを簡単に説明すると・・・
| 新月 | 満月 | |
|---|---|---|
| 月の位置 | 太陽と地球の間 | 地球が太陽と月の間 |
| 見え方 | ほぼ見えない | まんまる |
| 象徴 | 始まり、意図、計画 | 成就、感謝、手放し |
| 行動のタイミング | 新しいことを始める | 振り返り・浄化 |

よく聞くこの二つ、実は
正反対の見え方、意味があるんです
4. 月が人に与える影響
科学的に「絶対そう」と証明されているわけではありませんが、
昔から月は潮の満ち引きだけでなく、人の体や心にも影響を与えると言われています。

- 新月のころ
気持ちがリセットされやすく、新しいアイデアや目標を立てやすい時期。
反面、エネルギーが少なく、眠気やだるさを感じることも。
⇒ この時期は、無理に行動よりも「準備」に時間を使うのがおすすめ。 - 満月のころ
感情が高まりやすく、集中力や行動力がピークに達しやすい時期。
ただし、衝動的になったり、疲れやすくなったりもします。
⇒ この時期は、達成の喜びを味わい、余分なものを手放す時間に。
5. 日常での取り入れ方
月のリズムを生活に取り入れるのは、とてもシンプルです。

新月の日におすすめ
- ノートに叶えたいことを書き出す
- 新しい習慣を始める
- 断捨離や掃除で空間を整える(新しい流れを呼び込むため)
満月の日におすすめ
- 達成したことを振り返り、感謝の気持ちを持つ
- 手放したい習慣やモノをリスト化して処分
- ゆったり入浴して心身をリラックスさせる

いまでは、新月や満月に沿った手帳や
ノートが多く販売されています。
6. 旧暦との関係
昔の日本では、月の満ち欠けをもとにした「太陰太陽暦(旧暦)」が使われていました。
旧暦では、1日=新月の日、15日=満月の日と決まっており、
季節や農作業、行事の時期も月の形で決めていたのです。

例えば、お月見(十五夜)は満月に近い日。
新月の日には神社での祈願や種まきなど、
「始まり」にふさわしい行事が多く行われていました。
今は太陽の動きを基準にした「太陽暦(新暦)」が主流なので、
旧暦と新暦では日付がずれることがあります。
でも、旧暦の行事に合わせて月を感じる生活は、心を落ち着ける知恵として
今も生きています。

地域のお祭りや神社での祭事などは
旧暦で伝統を守りながら受け継がれています。
7.月のサイクルを味方にする
新月はスタートの合図、満月はピークと手放しのタイミング。
このリズムを知ることで、日々の暮らしに自然の流れを取り入れられます。

- 新月=新しい種をまく日
- 満月=実ったものを味わい、不要なものを手放す日
月は静かに、でも確実に、私たちの毎日と心に寄り添っています。
夜空を見上げて、そのときどきの月の形を感じるだけでも、
少し心が整うかもしれません。


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